8.7 世界中の支援者へ

ここ最近の配属先でのお仕事は、

SOS ジブチの資金援助をしてくれている、

世界中のドナーへ年に2回の手紙を送る

準備をしている。

 

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支援者にタジュラの子どもたちの

日々の様子や、彼らの成長を伝えるためだ。

 

ドイツ、ノルウェー、イギリス、

スウェーデン、フィンランド、オーストリア、、、

 

驚かされたのは、支援者の数。

 

一番多いドイツはなんと

支援者が300人近くいる。

 

他の国も合わせれば700人近く。

 

さすが名の知れた国際NGOは

支援者の数が想像以上だ。

 

支援者のお陰で窮地にいた子どもたちが、

のびのびとここで生活することができる。

 

こうやって世界中の人たちが

支えあって生きていくことが

大切なんだって改めて考えさせられた。

 

2011年。

 

これまで支援する立場だった

日本が支援される立場になった。

 

日本には世界各国かの政府や

NGOから義損金が寄せられ、

日本は世界第一位の被支援国になった。

 

支援国の中にはもちろん途上国も

たくさんあり、経済的に苦しい中で、

日本国民のためにできることを

一生懸命にやってくれた。

 

それを知ってから、私も

自分がでできることをして生きていきたい

と今まで以上に強く思うようになった。

 

日本が天災に見舞われて大変な時に

他の国に支援している場合じゃない、

 

日本は借金大国なんだからODAを

増やしている場合じゃない、

 

と言う人もたくさんいるかもしれない。

 

7月に西日本を襲った豪雨の

ニュースを見て正直

いたたまれない気持ちになった。

 

どうして日本がこんなに大変な時に

自分はアフリカの地にいるんだろうって。

 

でも、開発途上国の問題はグローバルな問題。

 

こんなにグローバル化が進む中で、

他国の問題は、他人事ではないと考える。

 

だから私はここでできることをする。

与えられた場所で、自分ができることを

一生懸命することが今の私にできること。

 

そんな気がする。