8.10 ブブ作り
週末は、ブブ(アフリカの民族衣装)作り。
服を作るのは人生初めて。
同期隊員が服飾関係の隊員なので、
彼女に服の作り方を教えてもらった。
去年まで、服飾大学の先生として
勤務していた彼女は
いつでも教えてあげるよ〜!と
自分の技術を惜しみなく教授してくれる
とっても優しい女性。
日本にいると生地から服をつくろうなんて考えに
絶対ならないし本当にこんな機会を
与えてもらえて同期に感謝・感謝・感謝!
まずは、布を裾を自分の丈の長さに切り、
両端を脇から下まで縫い合わせる。
その後、袖の部分を三つ折りにして縫う。
首の部分をハサミで切って
また三つ折りをして縫うとほぼ完成だ。
最後にもう一度丈を合わせて、
裾上げをするとブブができる。
今、アパレル業界はファストファッションが
主流で大量生産、大量消費の時代だから
手作りの服を着る機会なんて滅多にないけど、
服作りは本当に奥深いんだなぁ。
今日は自分の体に合わせて、切って、
縫っただけだけど、本来はミリ単位で
計算をして服を作っていくらしい。
普段は何も考えずにきている服も実は
服になるまでに、たくさんの過程を経て
一つの作品が完成するんだなぁと感心した。
私はとっても不器用だけど、
縫い物は嫌いではないということが
今回の服作りを通してわかった。
また世界が一つ広がった気がして嬉しい。
もっと器用になりたいな。
なにかを夢中にすることは楽しい。
最近、何か夢中になることと
言えば語学ばかりだったので、
すごく息抜きになった。
彼女とコラボレーションして、
SOSタジュラの施設の子どもたちに服作り
ワークショップを実行予定。
この国で生地からブブが作れたら
少しばかりの収入に繋がる 。
子どもたちにとっては
未来へのタネをまく大切な時間。
そんな時間を一緒に過ごせることに
感謝をしつつ微力ながら自分ができることを
少しずつやっていきたい。