7.31 フィールドトリップ

このフィールドワークの目的は

ジブチ国内を自力で旅行しながら、

一般的な交通機関での移動に慣れることである。

 

しかし、前日に事務所に行くと、

ちょうどSOSタジュラのディレクターが

市内に出張できてるらしく、一緒に

タジュラまで乗って行ったらいいよ!

ということで行きは社用車で向かうことになった。

 

行きの車内で色々施設のこと聞けるし、

エアコンもついてるから、

絶対そっちのほうがいいよと!

 

やったぁ~

 

(と思っていたのも束の間。笑)

 

いざ!タジュラへ!!!!

ディレクターはムッシューアリー!

 

彼はJICA の研修制度で千葉大学に

来たことがあるらしく、英語も話せたので、

すぐに打ち解け、色々施設のことを聞くができた。

 

が、

 

トヨタの小さなピックアップトラック?に、

小さな子ども一人と

運転手を含め大人6人乗車。

 

道はガタガタ道が多く、

おまけにくねくね。

 

しかもスピード軽く110キロ越え。笑

 

クーラーは全然効いていない。

(窓を開けた方がいいのではないかと思うくらい。笑)

 

今まで生きてきた中で見たことないほど

壮大な景色が広がっていたけど、、、

車酔いして、それどころじゃなかった。笑

 

ま、それでも

 

遊牧民

 

ラクダのキャラバン(隊商)、

 

道を横切る野生の動物

 

死海より濃度の濃いアッサル湖など

 

面白いものがいっぱい見れた。

 

その中でも、キャラバンはとっても感動。

 

気分が悪すぎて、写真撮れなかったけど、、、笑

 

遊牧民の生活はいいよね~と

ディレクター。

 

えーなんでですか?

と私が聞くと、

 

いつでも好きな時に寝れて、

しかも好きなだけたくさん寝れて、

 

少ないご飯で空腹を満たすことができる。

 

なんの締め切りにも追われず、日々をゆっくり暮らす。

 

用を足す場所も気にしなくていいし、笑

 

私たちの仕事は同じ繰り返しだけど、

彼らには新しい毎日が待っていて

ワクワクするんじゃないかな。

 

私たちは便利になった分

色々なことに支配されている。

 

時間。お金。人。仕事。

 

だから、人間の原点である

彼らの暮らしは羨ましいな。

 

ま、今からは無理だけどね。

 

んー、確かに。

 

深い。

 

私たちはたくさんのものに溢れて

何不自由なく生きているかのように

見えて、大切なものが

いったいなんなのか忘れかけている。

 

彼らの生活から学ぶことは

多いだろうなぁ~

 

いつか、少し一緒に過ごしてみたいな。

 

違う世界で生きているような

気持ちになりそうだな。

 

タジュラまでは海をフェリーで渡れば

約35㎞なのに、今はハムシンのため

フェリーは使えないため、車で約175㎞!

 

↓これは出発して一時間くらい経った時のもの!

 

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道が舗装されてないところが

多いため休憩を含めると、

約4時間。

 

帰りはクーラーのないバスで自力で

帰らなければいけない。笑

 

しかも人が何人乗ってくるかわからないらしい。

 

この国に乗車人数など存在しない。

 

今からゾッとする。

でも、帰りは少し景色を楽しみながら帰りたいな。

 

タジュラに到着すると

子どもたちがたくさん出迎えてくれたが、

車酔いで気分が悪すぎて、

全然子どもたちと触れ合うパワーが

残っていなかったので断念。

 

施設のスタッフルームで床に就いたが

結局夜中の2時まで車酔いが続いた。笑

 

明日は、施設のことを色々教えてもらって

子どもたちともいっぱい遊びたいなぁ~。

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まだ少し元気があるときに撮れた一枚。野生のラクダ。