8.12 バルバラ・ラーニングセンター

今日から事務所ではなく、

バルバラのラーニングセンターへ出勤。

 

前にも書いたが、ここバルバラ地区では遺児、

ドロップアウトなど社会的に脆弱

な立場にある青年に対し、就職に役立つ

基礎能力研修や企業内研修の機会を

与えることを目的にセンターを運営している。

 

現在、16歳~25歳の青年に対して、

仏語、英語、情報処理を1年間で

習得する授業を実施しており、

その他にも、研修室や図書・PC閲覧室を

地域コミュニティにも解放し、学習の場を

提供したり、支援団体との連携により、

単発的ではあるが各種研修や

スポーツ・文化活動を

オーガナイズしたりしている。

 

私はここで、色々なアクティビティーを

企画したり、現場のニーズに合った効果的な

活動を模索し、計画・実施・評価を

行うことがメインの活動内容だ。

 

今日はadministerのリナと初対面。

彼女のフランス語はとってもわかりやすい。

 

「来週から入試が始まるから忙しくなるよ〜」と。

 

「えっ?入試?まだ終わってないの?笑」

 

9月から始まるのに、

8月の下旬に入試とは。

 

日本では考えられないが

この国ではこれが普通だそうだ。

 

こんなところでも異文化を感じる。

 

さっそく9月から始まる新年度に

向けての準備をした。

 

ディレクターと3人の先生方は、

来週までvacationのため、

スタッフはリナと図書館管理の

イスマエルの2人だけだった。

  

入試試験の点数の結果と

彼らの家庭環境を考慮し、

最終的に合否を判断するそうだ。

 

フランス語、英語、情報のクラスは

それぞれ30人のクラスが2つずつある。

 

一年で習得するコースだと

思っていたが、よく話を聞くと、

一年目はレベル1を

二年目はレベル2のコースを受講、

トータル2年だそうだ。

 

今回の入試は90名を募集する。

 

何人の青年たちが受験しにくるのだろう。

 

今日もたくさんのフランス語のシャワーを

浴びて頭がパニックになりそうになったが

みんなわからないところを聞き返すと

丁寧に教えてくれるので、本当にありがたい。

 

もっとフランス語を流暢に

話せるようになりたいな。

 

努力あるのみ。

 

いっぱい同僚と話しをしてはやく慣れよう!

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バルバラセンターの近くの路地を入ると、トタンでつくられた家が立ち並ぶ。