7.12 同僚との出会い
今日は朝からの訓練を終え、急いでJICA事務所へ
日報を提出しその足でSOSの事務所へ駆け込んだ。
(JICA事務所からSOS事務所は歩いて1分。笑)
SOS事務所は毎日15時で閉まる。
始業時間も早いが就業時間も相当はやい。
SOS事務所に着いたら既に14時だった。
実際の業務が始まるまでは、
こうやって事務所に顔を出し、
沢山のことを教えてもらおうと思う。
昨日の帰り際、FDCマネジャーに
来てもいいかと聞くと、時間のあるときは
いつでも来ていいよ!と快諾してくれた。
そして今日さっそく訪れたということだ。
FDCマネジャーは留守だったが、
受付に座っていた女性から沢山のお話を聞くことができた。
彼女はSOSの財政管理をしている。
驚くことに、彼女はフランス語も英語も堪能で
日本のアニメが大好きだということだ。
3年半フランスの大学へ留学をして
最近ジブチへ帰ってきたそうだ。
ここ、ジブチでは国内に大学が一つしかないため、
お金に余裕がある人はヨーロッパ(特にフランス)
に留学へ行く人が多い。
子どもが大好きで、恵まれない
子どもたちに携わるお仕事をしたいと思い、
SOSに8ヶ月前に入社したということだった。
彼女から、主にタジュラにある施設のお話を聞かせてもらった。
タジュラの施設には現在92人の0歳~13歳の
子どもたちが住んでいる。
部屋の数は10個。
それぞれの部屋に8~10人の
子どもたちが共に暮らしている。
各部屋に一人母親的存在の女性がおり、
彼らの健康・教育など生活に関わること
全てのお世話をする。
各部屋には4つの仕切りがあり、
そのうちの1つの部屋(談話室)には
冷蔵庫、トイレ、テレビなどが備わっている。
彼らは本当の家族のように暮らしているといいうことだ。
そこにくる子どもたちは、孤児だ。
親はもちろんのこと、頼れる親戚もいないため、
路上生活を余儀なくされた
子どもたちが村の人に連れられてくる。
私はフィールドトリップで
ここに31日から2日間滞在する。
その後は可能な範囲で、このセンターへ訪れ
事業の内容の充実化や運営改善を図る予定だ。
どんな子どもたちがいるのだろうか。
自分ができることを少しずつ探したい。