9.5 日本の5倍
背筋が凍る思いをした。
今日もいつものようにバスに乗って通勤。
ジブチのバスは2種類あり、
一つは一般的に日本でも使われている
ような大きなバス。
ジブチでは日本から購入した
中古バスもよく見かける。
もう一つはバンのような小さなバス。
いつも仕事に行くときは、
大きなバスと小さなバンの二台を乗り継いで通勤する。
何度かブログに書いたように
バスは常に扉を閉めない。
いつも扉は開いたままだ。
扉の近くに座っていると、
急ブレーキとかで吹っ飛ばされそうだから。
いつも扉のすぐ隣には座らないようにしてる。
今日も小さなバンにこれでもかと
いうくらいの人を乗せてバスは走っていた。
いつもよりスピードがでてるなぁ~
と思っていた。。。
すると女性がここで降ります~と
言った3秒後に、、、
隣からいなくなった。
さっきまで隣にいた女性が、外へ放り出された。
バスはスピードを少し落とし始めたところ
だったがまだまだスピードが出ていた。
場所は国会議事堂の前。
バスや車が多く行き交う場所。
ゾッとした。
彼女は生きているのか。
後ろからきた車にひかれてないか。
ありえないよ。
同乗していた人たちが騒ぎだし、
運転手を責め始めた。
運転手がスピードを出しすぎてはいたが
一概にバスの運転手が100%悪いわけ
ではないような気がした。
彼女がバランスを崩したかもしれない。
私たちはバンを降りた。
幸いにも後ろからきた車は彼女を上手に
避けて車を停車していた。
彼女は軽い足の怪我だけで済んだ。
危うく大事故。
本当に危ない。
もう本当に嫌だ。
ここジブチでの交通事故は日本の5倍。
安全第一で2年間活動を続けれられるように
毎日リスクマネジメントに努めたい。