7.21 優しさの連鎖
ホームステイ3日目
今日は結婚式後のお食事会?@新郎の実家
に参加した。
ホストママと親戚のおばちゃんたちと一緒に
新郎の家に着くと、新婦の部屋に案内され
お支度の様子を見せてもらう。
今日のお化粧も衣裳もとっても素敵。
今日も近所の人や親戚がたくさん集まり、
子ども50人くらいに
大人50人くらいで計100人はいた!笑
バルバラ地区にある新郎の家は、
少し中心から離れているためか、
いつも以上にみんなが物珍しそうな目で
私をみてくる。。。(笑)
でも、にこって微笑むと
みんなにこって返してくれて、
話しかけてきてくれる。
中学生くらいの男の子たちには
写真撮って~撮って〜!!
と言われじゃあ撮るよ〜と言うと
急に真顔になり、決め顔になる。
なんでやねん!
こっちはみんなの笑顔がいいんだけどね。笑
ま、いいか。
ご飯は大きな土鍋二つぶんが
全員にふるまわれ、私も新婦さんと
同じ部屋で一緒に食べさせて頂くことに。
メニューは昨日食べたご飯の上にソースをかけて
食べるジブチ料理。
(このオレンジの服を着たのがドンのおばちゃんです!)
地面にビニール袋を引いて、
今日もまたみんなで一つのお皿を囲んで手で食べる。
これ本当に美味しい!!!
止まらない。笑
ん~幸せ!!!
食べるのに夢中になっていると急に停電。
部屋には窓がないので真っ暗。(笑)
扇風機も止まる。
部屋にはクーラーもない。
汗が全身から噴き出てくる
食べる手を止めると、がたいの良い強そうなお母さんに
「食べなさ~い!もっともっと食べる!」
と言われ(笑)
また、ソースをお米の上にかけてくれる。。。
真っ暗なので口に入れるものが
お米なのか、お肉なのか、それともサラダなのか
わからなくなりながらも、手探りでなんとなく
判断して食べる。
私の隣には1歳3ヶ月の赤ちゃんも。笑
彼も私たちと同じものを食べる。
すごい。笑
小さい頃から鍛えられている。
やっぱりみんなとおしゃべりを
しながら食べるお食事は格別だ。
本当に美味しかった。
急に参加させてもらった
外国人の私に、こんなに優しくしてくれるなんて。
本当にジブチ人の
ホスピタリティーには感激する。
なんて良い人たちばかりなの。。。(;_;)
今日も温かい気持ちになって、帰宅。
また、今日もホストの従兄妹たちが家にやってきた。
子どもたち合計10人。
2~16歳の子どもたち。
その後大人はみんなどこかへ行って
しまった。笑
どこに行ったんだろう。
よくわからないけど、
子どもたちとみんなでワイワイ楽しむ。
2歳の子の面倒を5歳や7歳の子がみる。
それを見守る16歳のお姉さんお兄さん。
みんなとっても仲が良さそう。
ずーっと一緒にいるのに喧嘩しない。
みんなとにかく優しい!!!!
普通これだけの人数の子どもが
5時間一緒にいたら一回は喧嘩あるよね?
どうして。。。
むしろじゃれあって仲良し。
お兄ちゃんがとりあえず驚くほどに優しい。
それを見て育ってるからきっと弟も下の子に
優しくできるんだろうなぁ~
優しさの連鎖か。
誰かが怪我をして、泣いちゃっても
お兄ちゃんが駆け寄り、
泣き止むまで抱きしめ、
大丈夫だよ。心配ないよって声をかけて、
手当てをする。
2歳の子が水をこぼして、
ゲームソフトにかかると、すぐにゲームをやめ、
電源を切り、必死になってそれをふく男の子たち。
水が延長コードにかかり、
テレビが消え、電気が消えても、
彼らは決して騒がずにすぐに対処する。笑
私はテレビや電気が消えるだけで
えっ大丈夫なの?って軽いパニックに
なりそうになったのに。笑
その後、誰も怒ることなく、次の遊びを探す。
そしてお兄ちゃんは解決策を探す。
まだ、16歳なのに本当に大人のような行動。
これだったら2歳の子どもを任せられるなと確信した。笑
本当にすごい!!!
宗教が関係しているのかな。
それともこの家庭がスペシャルなのかな?
この優しさの連鎖の秘訣を知りたい。